
![]()

梅田千春は、アメリカの大学で4年間を過ごした。卒業後、2005年6月に帰国すると、就職活動をスタート。照準を絞ったのは「得意な英語力を活かせる仕事」だった。
様々な企業を見て回るなかで、梅田は、国際会議などの誘致を行う、東京都の外郭団体に籍を置くことにした。
「世界各地で、様々な国際会議が開催されますが、その会議を東京で実施してもらえるよう働きかける仕事です。会議ごとにキーパーソンを探し出し、誘致していきました。楽しかったし、やりがいもありましたよ」
だがその一方で、少しずつ、自分の限界も感じるようになっていた。
「英語力といっても、私以上のスキルを持っている人はたくさんいました。仕事に対しても、確かにやりがいは感じていましたが、なぜか懸命になれない自分がいるのも事実だったんです」
100%の力は出せても、120%の力をどうしても発揮する気持ちになれない――。年齢的にも、新しいことに挑戦するのであれば、時間は残されていない。梅田は、新しい道を探す決意をした。
梅田には、一つ気になる分野があった。IT、それもネットワークという分野だ。
「大学は、経営学部だったのですが、そのなかでIT関連の授業も受けました。その授業で、ネットワークに関する講義があったのですが、すごく興味を持ったんです。転職を決意したとき、そのことを思い出しました」
会社を辞める決意をした梅田は、すぐに転職活動をせず、ネットワークのイロハを学ぶため職業訓練校に通った。
「ネットワークという分野に関して、自分は本当に興味があるのか、確かめようと思ったんです」
すると――。
「『奥深い世界だなぁ』と思うとともに、この分野であれば、120%の力を出して、懸命にがんばれそうだと確信しました」
ネットワーク関連の企業に絞り、転職活動を開始。クロス・ヘッドを含め、5社ほど受けた。クロス・ヘッドに惹かれたのは「人とのコミュニケーションを大切にする会社」だと感じたからだ。
「この会社なら自分を大事にしてもらえる。そう思い、入社を決意しました」
梅田 千春 先輩からのメッセージ
職業訓練校に通っていたとはいえ、入社後の基礎研修では、分からないことも数多くありました。でも、分からないことを、ほったらかしにしたのでは、必ず挫折することになります。そのため、習ったことはその日のうちに家で復習をして、知識の吸収に励みました。
講師の方にも、積極的に質問するように心がけていました。基礎研修後に配属されたのは、ISP企業内のネットワークの設計・構築・運用を行う部署でした。職業訓練校や研修で、基礎は学べた自負がありましたが、実際の現場では、やはり戸惑うことも多かったですね。でも、焦っても仕方がないので、目標を一個ずつ作って、一つずつクリアしていきました。
最初の1年間は、土日を返上して、勉強に励むことも少なくありませんでした。入社して思うのは「今は130%の力を出せている!」という実感です。まだまだ自分を伸ばせる気がしますし、すごく充実した日々を過しています。
取材日: 2009年5月







