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必死に働き続けた9年間だった――。
高等専門学校卒業後、松岡幸一は、カスタマーエンジニアとしての道を歩み始めた。
「最初は特にやりたい仕事でもなかったんです。気がついたら、その会社に入っていた感じでした」
カスタマーエンジニアとして、ハードウェア系の障害対応などに従事し始めるが、年月が経つにつれて、松岡は、違う部署の仕事も振られるようになった。丁寧な仕事ぶりが買われ、いつの間にか社内外から"頼られる存在"になっていた。
「経験したことのない案件が振られることもありましたね。そのときには、自分で勉強し、仕事に取り組むようにしていました。常に挑戦の連続。案件が無事に成功裏に終わると、ほっとしたものでした」
転機は8年が経った頃。一人の先輩がこの会社を離れ、クロス・ヘッドに転職をした。松岡は「先輩は、どんな仕事をしているのだろうか」と気になった。松岡は、その先輩とお酒を飲む機会を作った。すると――。
「この会社であれば、もっと自分を成長させることができると思いました。前の会社で培ったものが、すべて活かせる。そして、自分のステップアップにもつながる。先輩の話を聞いているうちに『転職したい』と強く思うようになっていました」
酒を酌み交わすなかで、先輩がふと「人が全然足りないんだよな」と吐露した。
その瞬間、松岡は、このチャンスを逃してはいけないと感じた。
「すぐ先輩に、面接を受けたいと直談判しました。移るタイミングは、今しかないと思ったんです」
新しい"道"が、開かれる瞬間だった。
松岡 幸一 先輩からのメッセージ
入社して、まず実感したのは、一つの案件に挑む際、技術の習得はもちろん、社内での検証も万全に行ったうえで行動を起こすという点でした。今考えれば、当たり前のことなのですが、当時の私にはとても新鮮でした。
また、分からないことがあれば、何でも聞ける雰囲気だったことも、嬉しかったですね。前の会社は、自分ですべて解決する必要がありました。もちろん、自分自身の努力は不可欠ですが、どうしても分からないこともあります。そのとき、頼りになるのは、やはり先輩ですから。
入社して9年経ちますが、一歩一歩、階段を上がっていったと実感しています。
弊社には、お客様の要望に沿った構築したサーバー群を運用・監視する部署があります。現在は、その部署のセンター長として働いています。そのため、部下の指導も重要な任務になっています。
部下を育成していくためのスキルを磨くことの大切さを痛感している毎日です。今後さらに自分自身のスキルレベルをあげていき、会社の成長に役立っていきたいと思っています。
取材日: 2008年8月







